岩倉氏後援会が出馬要請 苫小牧市長選 去就は来月中に表明

岩倉氏後援会が出馬要請 苫小牧市長選 去就は来月中に表明

 任期満了に伴う苫小牧市長選(6月12日告示、同19日投開票)をめぐり、現職の岩倉博文氏(72)の連合後援会(沖一郎会長)は15日、同氏に5選への立候補を正式に要請した。長年の行政課題を解決に導いた手腕の他、長引く新型コロナウイルスへの対応も評価した。要請に対し岩倉氏は「厳粛に受け止める」としながらも去就を明らかにせず、3月中旬の後援会主催の集会で表明する意向を伝えた。

 15日夜、市内のホテルで非公開で行われた地区後援会の全体会議には関係者約30人が出席した。会議終了後、沖会長が後援会の総意として岩倉氏に直接、次期市長選への出馬を求めた。

 沖会長は2020年12月の道央自動車道苫小牧中央インターチェンジ開通などを4期目の実績として挙げた上で、市医師会長の立場からもコロナ対応を高く評価。「市と道、保健所、医師会がしっかり連携できている。市長のバックアップがあるから職員も安心して取り組めているのでは」と述べ、中心市街地活性化など残る懸案事項の解決にも期待を寄せた。

 岩倉氏は17日からの定例市議会閉会後、「3月末までの間に後援会の皆さんの前で気持ちを表明したい」としているが、推薦してきた自民党苫小牧支部に「ポスト岩倉」擁立の動きはなく、同氏の5選出馬が濃厚。立憲民主党苫小牧支部や共産党苫小牧地区委員会は岩倉氏の出馬を見越し、独自の候補擁立を模索している。

 岩倉氏は苫小牧市出身。民間企業役員から衆院議員を経て、06年の市長選で初当選。18年は自身初の無投票で4選を果たした。

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