道議会全5会派 スポーツ推進条例を議員提案へ 自治体責務明記 第1回定例会で

道議会全5会派 スポーツ推進条例を議員提案へ 
自治体責務明記 第1回定例会で
「北海道スポーツ推進条例」案をまとめ小畑議長(左)に提出する藤沢座長(右)=17日、道議会庁舎

 道議会の全5会派は、25日開会の第1回定例会に北海道スポーツ推進条例案を議員提案する。スポーツの推進に関する基本理念を定め、道の責務などを盛り込んだ内容。3月24日までの今定例会会期中に可決、制定を目指す。

 自民党・道民会議、民主・道民連合、北海道結志会、公明党、共産党の全会派で構成する同条例検討会議(座長・藤沢澄雄氏=自民党・道民会議)などで約2年にわたり議論を重ね、条例案をまとめた。

 条例案は「前文」のほか、「総則」「スポーツ推進計画」「スポーツの推進に関する基本的施策」の3章に分かれ、計20条で構成。第2条の基本理念には▽生涯にわたる心身の健康保持増進と健康寿命の延伸▽障がい者の自主的・積極的なスポーツ参加への配慮▽地域間交流および国際交流の促進による地域活性化▽競技水準の向上と指導者の養成▽自然環境・観光資源を活用したスポーツ振興―などを掲げた。

 また、第3条には道の責務も明記。▽スポーツ推進に関する施策を総合的かつ計画的に策定▽市町村に対する情報の提供、技術的な助言などで支援―を求めた。

 17日には、検討会議のメンバー9人が道議会庁舎で小畑保則議長に条例案を提出。藤沢座長は「全会一致で条例案がまとまった」と切り出し、「道民の心身の健康の保持、増進を図りたい」と説明。さらに「地域の特性を生かした魅力ある持続可能な社会の実現に寄与することを目的に定めている」と強調した。メンバーの笠井龍司氏(自民党・道民会議)も「スポーツの新しい価値を見いだすためにも条例制定がいい機会になる」と意義を語った。

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