苫小牧署管内21年刑法犯認知件数 65件増の816件 窃盗が66%占める

苫小牧署管内21年刑法犯認知件数 65件増の816件 窃盗が66%占める

 苫小牧署が2021年に管内(東胆振1市4町)で認知した刑法犯の件数は、前年比65件増の816件だった。窃盗犯は同60件増の540件で、全体の66・1%を占めた。同署は警戒を強化しつつ、自転車の盗難被害は錠前の補強や防犯登録、車上狙いは車内に貴重品を置かない―などの対策を講じることで減らせると訴える。

 窃盗犯の内訳は万引きが同4件増の136件、自転車盗が同61件増の120件など。自動車内の貴重品が狙われる車上狙いも同15件増の74件と目立った。

 暴行や傷害といった粗暴犯も男女トラブルなどが多く、121件(同51件増)と増加。詐欺、横領などの知能犯は28件(同1件増)と横ばいだった。

 一方、器物損壊は同23件減の57件、住居侵入は同8件減の15件、落とし物などを自分の物にしてしまう占有離脱物横領も同7件減の8件だった。

 強盗など凶悪犯は同4件減の11件。殺人事件はなかったが昨年6月、苫小牧市東部のコンビニエンスストア敷地内で自動車を運転していた男が、自転車の男性をひこうとする殺人未遂事件があった。

 特殊詐欺は同6件減の3件で、被害額も約996万円減の約275万円だったが手口は巧妙化。能戸亨副署長は「電子マネー購入を誘導する手口が横行している。詐欺かもしれないと思ったら、すぐに警察に通報、相談を」と呼び掛ける。

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