丹精込めた作品紹介 アイヌ伝統工芸サークル展 白老

丹精込めた作品紹介  アイヌ伝統工芸サークル展 白老
アイヌ伝統工芸の作品が並ぶ

 白老町末広町のしらおいイオル事務所チキサニで、町内のアイヌ伝統工芸サークル「テケカラペ」の作品展が開かれている。3月20日まで。

 テケカラペは、アイヌ民族文化財団(札幌)の今年度アイヌ文化賞を受賞した山崎シマ子さん(81)が代表を務めるサークル。昔ながらの自然素材を活用し、ござ編みなどアイヌ文化の復元に取り組んでいる。今回の作品展では、メンバー8人が制作したエムシアッ(刀掛け帯)、マタンプシ(鉢巻き)、ルウンペ(木綿衣)など21点を展示。アイヌ文様を施し、伝統の技術で仕上げた作品を紹介している。

 また、山崎さんの指導を受け、白老民族芸能保存会メンバーが制作したルウンペも会場に飾っている。

 鑑賞無料で、午前9時から午後4時。月曜休館。問い合わせはチキサニ 電話0144(82)6301。

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