道内「まん延防止」延長開始 2週間短期集中で第6波低減へ 知事「医療負荷抑える」

道内「まん延防止」延長開始 2週間短期集中で第6波低減へ
 知事「医療負荷抑える」

 道内は21日、新型コロナウイルス対応の特措法に基づく「まん延防止等重点措置」の延長期間に入った。期間は3月6日までの2週間で、道は引き続き全道域を対象に対策を施し、感染拡大が続くオミクロン株による「第6波」の波を低減させたい意向。鈴木直道知事は「これ以上の医療の負荷を抑えていくことが重要になる」と、道民と事業者に改めて感染防止行動の徹底を求めている。

 道内の「まん延防止」は1月27日から始まり、当初は25日間の今月20日が期限だった。だが感染急拡大に歯止めがかからず、さらに2週間の延長が決定。トータルで39日間という長期にわたる重点措置の適用となった。

 道内の新規感染者数は1月26日以降、2000~4000人台で推移し、今月20日まで26日連続2000人超に。21日に1924人と27日ぶりに2000人を下回った。一方、前週の同じ曜日との比較では10日連続下回り「これまでのように感染が急速に高まる局面は脱出しつつある」(知事)。ただ、依然高水準のままで、病床使用率や重症病床使用率も上昇傾向。さらに新規感染者に占める60代以上の割合は17・2%(17日)で、前週の10日(13・2%)に比べ増加。知事も「重症化リスクの高い60代以上の感染者数が増加している」と警戒感を示す。

 道は重点措置を延長した21日以降も飲食店への営業時間短縮、酒類提供の停止などの要請を継続。全道各地でクラスター(感染者集団)が続発する高齢者施設には▽レクリエーション時のマスク着用、送迎時の窓開けの徹底▽面会者からの感染を防ぐためオンラインによる面会実施、通所施設には動線分離―を要請。保育所には▽少人数に分割した保育▽可能と判断される児童に一時的にマスク着用を促す(2歳未満児のマスク着用は勧めず)―を求める。また、学校には新たに「部活動で学校が独自に行う他校との練習試合や合宿は行わない」ことを要請項目に加えた。

 知事は「2週間の短期集中の対策。引き続き道民や事業者に大きな負担をかけるが、本道が直面する厳しい状況を踏まえ理解と協力を、お願いしたい」と呼び掛ける。

 政府の分科会は18日、重点措置解除の目安として▽新規感染者数が継続して減少しているか、低位の水準にある▽病床使用率がおおむね50%を下回り、下降傾向にある▽人口規模など自治体の特性や全国的な感染状況などを踏まえ、総合的に判断する―ことを示している。

■延長された「まん延防止等重点措置」の主な対策(期間・2月21日~3月6日、措置区域・全道域)

【道民の行動変容】

・混雑している場所や感染リスクが高い場所への外出・移動を控える

・不要不急の都道府県の移動は極力控える

・飲食は4人以内など少人数、短時間で、深酒はせず、大声は出さず、会話の時はマスクを着用する

【飲食店】

・第三者認証店は(1)営業時間午後9時まで、酒類提供午後8時まで(2)営業時間午後8時まで、酒類提供は終日停止―から選択。非認証店は営業時間は午後8時まで、酒類提供は終日停止

・同一グループの同一テーブルへの入店案内は4人以内

・カラオケ設備の提供を行う場合、密を避け、換気の確保など感染対策を徹底する

【イベント】

・感染防止安全計画を策定した場合、人数上限2万人。それ以外は上限5000人

・営業時間は午後9時まで、酒類提供は午後8時まで

【百貨店など大規模集客施設】

・入場者の整理など感染防止対策を実施

【事業者】

・出勤者数の削減目標を定め、テレワーク活用や休暇取得、時差出勤を推進する

・事業継続計画(BCP)の点検、策定

・保育施設では、職員のマスク着用など対策を徹底し、少人数に分割した保育を行う

・高齢者施設では、オンラインによる面会などの対策を徹底する

【学校】

・部活動は活動を厳選し感染対策徹底の上、実施。難しい場合は休止し、学校が独自に行う他校との練習試合や合宿は行わない

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