道南バス(室蘭市)は4月1日のダイヤ改正に合わせ、苫小牧市内で運行する路線バスの一部路線を再編する。グリーンヒル団地線に日新国道線の一部を加えた「桜坂国道線」、宮の森線とはまなす団地線を統合した「宮の森はまなす線」を新たに設け、便数の効率化を図る。3月中に新しい時刻表を市内全戸に配布する他、ホームページでも知らせる。
常態化する運転手不足や新型コロナウイルス感染拡大による利用客減少に伴う見直し。平日ダイヤで8路線25便、土日祝日ダイヤで9路線21便を減便する一方、新設の2路線は土日祝日の運行を始め、平日も増便する。フェリー線も土日祝日の夜間時間帯に1往復増やす。
通院にグリーンヒル団地線を利用している桜坂町の女性(49)は「車がない人にとってバスはなくてはならない。今はまちに行くのに平日しかバスがなく、それも午後1時発が最終で本当に不便だった」と増便を歓迎する。
市がまとめた2019年10月~20年9月の利用客数は202万8685人で、コロナ禍もあって前年同期比60万人以上の激減となった。長期化する運転手不足も打開策が見いだせず、同社営業部の柴田淳統括部長は「市内路線の運転手は必要人員より10人ほど少なく、貸し切りバスや都市間バスは他の地域でカバーしている」と説明。「効率化を図りながら、通勤や通学など利用の多い時間帯に支障が出ないよう努めたい」としている。
ダイヤ改正案は、1月下旬に書面開催となった苫小牧市公共交通協議会で承認された。
4月1日から減便する路線バス
【平日】8路線
永福三条線
日新国道線
鉄北北口線
澄川錦岡線
川沿ときわ線
啓北山手線
市立病院港町循環線
沼ノ端線
【土日祝日】9路線
永福三条線
日新国道線
鉄北北口線
澄川錦岡線
川沿ときわ線
錦西光洋線
有珠の沢線
市立病院港町循環線
沼ノ端線
















