駒大苫小牧高校出身で2014年ソチ冬季五輪スピードスケート日本代表の近藤太郎(27)=ANAエアポートサービス=が25日、自身のインスタグラムを通じて現役を退くことを表明した。
13日にエムウエーブ=長野市=で開かれた競技会が引退レースとなった。「どれだけ頑張っても結果に結び付かないことが当たり前になっていくのが怖くて、自分自身にがっかりすることも次第に増えていった」と一線級で活躍してきた重圧を吐露。それでも「最後まで信念を貫いて戦えた自分を誇りに思う。最高の競技人生でした」とつづった。
近藤は北見市出身。駒大苫高時代は全国高校総体男子1500メートル連覇、全日本距離別選手権男子3000メートル制覇など輝かしい実績を挙げた。専修大1年時にソチ冬季五輪出場。1500メートル31位、1000メートルでは35位だった。

















