日本スケート連盟は1日、フィギュア男子の羽生結弦(ANA)が、出場を予定していた23日開幕の世界選手権(フランス・モンペリエ)を欠場すると発表した。2月の北京五輪の期間中に痛めた右足首の捻挫が完治していないため。
羽生は北京五輪で4位に終わり、この種目で94年ぶりとなる五輪3連覇はならなかった。フリーで前人未到のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)に挑戦したが、回転不足で転倒。前日の練習で、着氷する右足の足首を負傷していたという。先月20日のエキシビション後は「足首はちゃんと休ませてあげようかなと思っている」と話していた。
世界選手権には羽生に代わり、三浦佳生(東京・目黒日大高)が出場する。日本男子は北京五輪銀メダルの鍵山優真(オリエンタルバイオ)、銅の宇野昌磨(トヨタ自動車)の3人が臨む。

















