子どもたちが自分らしく 苫小牧市のぞみコミセンで性教育講座 子育て中の母親ら11人が参加

子どもたちが自分らしく 苫小牧市のぞみコミセンで性教育講座
子育て中の母親ら11人が参加
性教育の在り方を語る中田さん

 苫小牧市のぞみコミュニティセンターで2月28日、性教育講座が開かれた。コミセンをはじめとする市内の公共施設の指定管理業務などを手掛ける、NPO法人ワーカーズコープの主催で、講師は市内在住の助産師中田知穂さん。子育て中の母親ら11人が参加し、子どもたちが自分らしく生きるために必要な性教育の在り方を学んだ。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けている女性を対象とした、市のつながりサポート事業の一環。市から同事業の委託を受けている同法人が2月、中田さんを講師に招いた「女性のためのこころとからだの健康サロン」を4カ所のコミセンで計画した。

 この日は乳幼児の母親や、読み聞かせ活動をしている人などが参加。中田さんは性教育は性の知識を伝えることにとどまらず、「人生をどう生きていくか、自分で決めていくことができるようになる教育」と説明。子どもから「どうして?」と聞かれた際は、はぐらかさず、一人の人間として丁寧に向き合う姿勢の大切さを説いた。

 さらに、家庭で性教育を行うタイミングや伝え方などを具体的に説明。「専門知識はあまり必要ではなく、親子で一緒に考えたり調べたりすることが重要」と強調した。

 参加した母親からは「性教育は『教えること』だと思っていたけど、生活の一部であることに気が付いた」「正しい知識がなかったため、子ども時代に悩んでいたことを思い出した。子どもと一緒に、しっかり考えていきたい」という感想が上がった。

 同法人の堀川紅美さんは「正しい知識を学んでこなかったことが、子育ての悩みや不安につながることもある。今後も、性教育について考える機会をつくっていきたい」と語った。

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