高梨、復帰戦でV 小林陵は予選12位 「純粋に楽しかった」 ジャンプ

高梨、復帰戦でV 小林陵は予選12位 「純粋に楽しかった」 ジャンプ
今季2勝目を挙げ、笑顔の高梨沙羅=2日、ノルウェー・リレハンメル(AFP時事)

 【リレハンメル(ノルウェー)時事】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプは2日、ノルウェーのリレハンメル(HS140メートル、K点123メートル)で行われ、女子個人第14戦で北京五輪後の復帰戦となった高梨沙羅(クラレ)が130メートルと132メートルを飛び、合計291・5点で今季2勝目を挙げた。1回目2位からの逆転で歴代最多のW杯通算勝利数を62に伸ばし、表彰台も今季2度目で通算111度目。

 高梨は北京五輪の混合団体で1回目にスーツの規定違反により失格。前週のW杯には出場しなかった。

 伊藤有希(土屋ホーム)は6位、勢藤優花(北海道ハイテクAC)は21位、岩渕香里(北野建設)は22位、岩佐明香(大林組)は24位だった。

 男子個人第22戦の予選では、12位だった小林陵侑(土屋ホーム)ら日本勢6人全員が本戦に進んだ。

 【リレハンメル(ノルウェー)時事】ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(クラレ)が2日、北京五輪以来となる実戦に復帰し、「純粋にジャンプが楽しかった」と心境を語った。

 高梨は同日、ノルウェーのリレハンメルで行われたワールドカップ(W杯)個人第14戦予選に出場。北京五輪後初めて取材に応じ、「オリンピックを終えてからたくさんの方々のメッセージに励まされ、支えられて今ここに立つことができている」と感謝の意を示した。その上で、「何があっても最後まで走り続けなければいけないと思った」と決意を口にした。

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