市、最終報告受け基本方針見直しへ 全国IH大会クラスター

市、最終報告受け基本方針見直しへ 全国IH大会クラスター

 苫小牧市は4日、昨年8月の全国高校選抜アイスホッケー大会で発生した新型コロナウイルスの大規模クラスター(感染者集団)について、国立感染症研究所から調査の最終報告を受けたと発表した。同研究所が昨年9月に公表した概要報告とほぼ同じ内容で、市は同11月にまとめた感染症対策をベースに、4月までに大会基本方針を見直す。

 最終報告は2月27日に市に通知された。同研究所の提言は▽各チームの体調不良者の報告徹底▽ベンチでは距離を取り、大声を出さない▽レフェリーやラインズマンのマスク着用▽会場内の二酸化炭素濃度を参考にした適切な換気▽複数チームとの同時期の宿泊制限▽疑い症例発生時の運営方針の策定―など。

 市は概要報告に基づき、市内4カ所のリンク施設に大型扇風機を導入するなど換気対策を強化済み。従来の基本方針には感染判明時の大会中止の基準がなかったため、最終報告を踏まえ、実行委員会が随時判断できる体制を整えた上で、4月下旬に開催予定の実行委員会で示す予定。

 木村淳総合政策部長は「多くの大会関係者や市民に不安と心配を掛け、深くおわびする。安心安全な大会が継続できるように対応したい」と話した。

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