給食メニューで卒業祝い 苫小牧市内中学3年生

給食メニューで卒業祝い 苫小牧市内中学3年生
卒業祝いのケーキをうれしそうに食べる3年生=苫小牧勇払中

 苫小牧市内の中学校を今月巣立つ1495人の門出を祝おうと、市内小中学校の7~10日の学校給食に、3年生からリクエストされた好物やデザートが登場した。生徒たちにとって、教室で先生や友達と9年間食べ続けた給食を振り返るいい機会になったよう。

 市教育委員会は中学校を卒業する生徒たちの思い出に―と昨年11、12月、3年生を対象に、もう一度食べたいご飯と麺の献立調査を初めて行った。最も希望の多かったのは「チキンカレー」で、人気の高かったのは「もやしたっぷりみそラーメン」など。これらを7日から4日間の献立に組み込み、3年生には特別にケーキも振る舞った。

 8日は、市西部・中央部にある小中学校26校と苫小牧支援学校でみそラーメン、東部にある6中学校でデザートにロールケーキがお目見えした。勇払中学校(渡部秀樹校長)では、3年生19人がコッペパンや焼きそば、ポトフなどと一緒にケーキを味わい、笑顔を浮かべた。小川美紗さん(14)は「もう給食が食べられないと思うと寂しい。ケーキが甘いから、受験の疲れも取れた」と喜んでいた。

 学校給食共同調理場の担当者は「義務教育9年間で最後の給食。おいしく食べてもらえたら、うれしい」と話していた。

 市内中学校の卒業式の日程は、11日が啓北中山なみ分校、残る15校が12日。苫小牧支援学校は23日に行う。

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