道議会全5会派は10日までに、来春の道議選に向けた定数の検討結果報告書を正式にまとめ、小畑保則議長に提出した。現行の総定数100を維持した上で、釧路市選挙区(定数4)を1減し、恵庭市選挙区(定数1)を1増する。開会中の定例道議会最終日の24日の本会議に議員提案の形で条例改正案を提出、可決される見通し。
自民党・道民会議、民主・道民連合、北海道結志会、公明党、共産党の5会派でつくる定数等検討協議会(冨原亮座長=自民党・道民会議)で議論を重ね、まとめた。
総定数については「道議会の機能を十分に生かすためには、都市機能だけではなく、過疎地域や離島など人口密度が低い地域の民意もくみ取り、道政に反映させていくことが必要」とし、現行の100を維持する。
定数4の釧路市選挙区については、同程度の人口規模の苫小牧市選挙区(定数3)、帯広市選挙区(同)と不均衡な状態にあることを指摘。「地域間の均衡を図るとともに、逆転現象を解消するため」と1減し、定数3とする。
一方、定数1の恵庭市選挙区は、現行定数2のオホーツク西地域や日高地域より人口が多いため1増し、定数2とした。
今回は町村部の定数維持を優先して大幅な改変は行わず、事実上「1票の格差」の是正は先送りした格好。格差は前回道議選の最大2・94倍(札幌市中央区と根室市)から同3・03倍(札幌市中央区と名寄市)に拡大する。また、人口の少ない選挙区の方が定数が多くなる「逆転現象」は現状の30通りから23通りに減少するという。
















