道内の学校と教育委員会を対象にした「感染症対策改善フォローアップセミナー」(道教委、道の主催)が10、11の両日、道庁別館と各地の小中高校と市町村教育委員会を結んでオンライン形式で開かれた。道立総合研究機構建築研究本部北方建築総合研究所の村田さやか氏が講師を務め「学校の換気」をテーマに2日間に分けて講演。初日は受講した30の学校や教育委員会、2日目は34の同関係者が「冬期間の換気対策」に対する理解を深めた。
新型コロナウイルスの感染拡大で道内の学校でクラスター(感染者集団)や学級閉鎖が相次ぐ中、感染防止の基本である換気対策への関心は高い。昨年11月から12月に道内13校を現地視察した村田氏が検証結果を示し、感染を防ぐ効果的な換気を説いた。
村田氏は「換気量が多いほどウイルスの感染リスクは下がるが、換気量をどの程度増やすかは明確ではない」とし、小学校高学年、中学校の児童生徒で1時間当たりの換気量は1人15立方メートル、高校生・成人は同20立方メートルと述べた。
村田氏は寒さを抑えた必要最低限度の換気で換気量を確保する目安や方法を分かりやすく説明。質疑では、間近に迫った卒業式での換気方法について、学校関係者がアドバイスを求めた。
















