今月末で定年退職を迎える苫小牧ウトナイ中学校の中川恵介校長(60)による特別授業が11日、同校で行われた。翌日に卒業式を控えた3年生約130人への激励を込め、夢や目標を実現する道しるべを示した。
保健体育の教諭に始まり、市内外の中学校で勤務し、市教育委員会指導室長を務めるなどの経験を持つ中川校長。同校には2019年4月の開校以来、初代校長として勤めた。
授業では、人生の夢や目標は「できたらいいな」ではなく、達成するまでの期限を設けることが大事だと強調。「自分に何ができるのか―はネガティブ。社会に出る時は『何をしたいのか』とポジティブな考えを持って」と伝えた。
実現させるための工夫として、目標を書き出して張り出したり、スマートフォンの待ち受けにしたりして視覚化するようアドバイス。「生まれつき意思の強い人はいない。明確な目標を持ち、折れそうな自分を支える工夫が夢をつかむ」と力を込めた。
星野琴音さん(15)は「高校では新しい部活動に挑戦したいので、教わったことを実践しながらステップアップにつなげたい」と意欲を見せていた。
















