2021年度の第2回北海道日本酒懇談会がこのほど、札幌市内の会場と道内の酒蔵、酒米生産農協、試験機関などを結び、ウェブ形式で開かれた。道内の酒米の開発状況や活発だった21年度の取り組み実績、22年度の取り組み計画が紹介された。
冒頭、道農政部の新井健一生産振興局長は、道内で近年開設が相次ぐ酒蔵について「この2年で4蔵が開設され、他県では類を見ない流れ。北海道の良質な酒米と冷涼な気候が日本酒醸造に適した環境と評価を頂いている」とあいさつ。「(コロナ禍で)道は険しいが、食文化や観光振興を通じて道産日本酒のブランド力を向上させたい。道内外の消費拡大に向けた取り組みが重要」と語った。
事務局は、昨年11月開催の「北海道の酒アワード2021」に道外4酒蔵、道内14酒蔵が道産酒米で造った日本酒18銘柄を出品したことを報告。専門家による審査で、グランプリに茨城県・結城酒造の「結ゆい特別純米酒きたしずく」が選ばれたことを説明した。併せて道内在住の20歳以上の男女約576人が参加した一般審査で、香り、味、調和(バランス)の3項目の5段階評価を「(自称)呑兵衛」と初心者の両部門で行っている。
また、アワード参加者の7割が40代以上で、50代が最多だったことから、9月に開催する今年のアワードには、今後消費が期待できる若い人や女性向けの部門創設が提案された。
道内の酒蔵は21年12月現在、14メーカー16蔵。懇談会はホクレン、農協、酒蔵、道総研、札幌国税局などで構成している。
















