JR北が道運輸局に中間報告 大雪輸送障害で改善策

JR北が道運輸局に中間報告 大雪輸送障害で改善策

 JR北海道の島田修社長は16日、国交省北海道運輸局の岩城宏幸局長に「2月の札幌圏大雪による大規模輸送障害の検証と改善策」に関する中間報告書を提出した。

 報告書は(1)降積雪状況の確認、早めの運転規制と運転計画策定の在り方(2)人的・物的な面での災害級の大雪に対する除雪体制の在り方(3)お客さまへの情報提供の在り方(4)分岐器(ポイント)の不転換対策等降積雪に対応する鉄道施設の在り方―の4点を検証し、その改善策を示した。

 (1)では気象変化に積極的な情報収集と早めの運転手配などの運転計画に修正。カメラおよび積雪深計等の設置による降積雪状況を即時に把握する。(2)では災害級の大雪で自社や協力会社で対応できない場合、災害対策基本法に基づき他機関(道や自衛隊など)への応援要請が行えるように業務計画を見直す。(3)では豪雪時は作業の進捗(しんちょく)状況を定期的に確認し、情報提供は可能な限り具体的な時期を示す。(4)では札幌駅―新千歳空港間でエアポートを運行する千歳線に2023年度から排雪モータカーロータリーを2台増強して3台体制にする。分岐器の不転換対策で札幌圏の白石、南千歳など主要駅に全面マットヒーターやレールヒーターの融雪設備を増強する。

 JR北海道は、2月に2度の災害級の大雪に見舞われ、6~13日の8日間で特急列車など3525本、21~27日の7日間に3559本が運休した。

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