社会経済活動と両立へ 「どうみん割」再開 再拡大防止対策4月17日まで 道コロナ対策本部会議 知事「感染症と闘い続く」

社会経済活動と両立へ 「どうみん割」再開 再拡大防止対策4月17日まで
道コロナ対策本部会議 知事「感染症と闘い続く」
22日からの「再拡大防止対策」を説明する鈴木知事=18日午後7時10分ごろ、道庁

 新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」が解除される22日以降、道が4月17日までの「再拡大防止対策」を決定したことを受け、鈴木直道知事は18日、記者会見し、「重点措置の終了によって感染症との闘いが終わるわけではない。今後の再拡大を抑えていくために、大変重要な時期になる」と感染防止行動の継続を訴えた。

 道の17日時点の病床使用率は23・4%、18日現在の新規感染者数(人口10万人当たり)は207・5人とピーク時から大きく減少しているものの、1日の新規感染者数は1000人を上回る高水準が続く。

 道は22日以降、飲食店への営業時間短縮要請や4人以内の人数制限は行わないが、道の第三者認証店の利用を勧め、短時間で深酒をせず、大声を出さないことや会話時のマスク着用を呼び掛ける。事業所には転勤に伴う感染対策を要請し、学校・保育所・高齢者施設には、希望する職員のワクチン3回目接種促進に配慮を求める。

 また、知事は「感染防止対策と社会経済活動回復の両立に向けた取り組みも進める」と強調。道民の道内旅行を最大半額(上限5000円)割り引く「どうみん割」のほか、公共交通の運賃割引「ぐるっと北海道」や「Go To イート」の店舗利用も22日から再開する。

 ワクチン3回目接種は17日現在、北海道は31・9%で依然、全国(33・2%)を下回っている。知事は「3月末までとしていた道の集団接種会場(ホテルエミシア札幌)を4月以降も運営する」と発表。4月9日~5月29日の土日・祝日に開設し、3回目接種の一層の促進を図る。

■年度末、年度始めにおける「再拡大防止対策」(対象区域・全道域、期間・3月22日~4月17日)

【行動変容の要請】

○日常生活…▽3密回避などの基本的な感染防止対策を徹底し、特に不織布マスクを推奨する。

○外出移動…▽春休みの旅行など他都府県への移動に際しては基本的な感染防止行動を徹底する。

○歓送迎会などの飲食…▽認証店など感染防止を徹底している飲食店を利用し、徹底されていない飲食店の利用を控える▽短時間、深酒をせず、大声を出さず、会話の時はマスクを着用する。特に大人数や普段会わない人との飲食の際はより一層徹底し、対策が徹底できない場合には大人数の飲食はできる限り控える。

【事業者への要請・協力依頼】

○職場…▽入社・人事異動・転勤などによる人の入れ替わりを踏まえ、感染防止のための取り組みや「3密」を避ける行動を徹底する▽テレワーク、時差出勤など人との接触を低減する取り組みを推進する。

○飲食店…▽感染防止対策チェック項目を順守し、特に会話する時のマスク着用徹底を呼び掛ける。

○保育所・高齢者施設…▽職員の体調管理を徹底し、希望する職員のワクチン3回目接種が進むよう指導する▽高齢者施設ではレクリエーション時のマスクの着用、送迎時の窓開けの対応を徹底する。

【学校への要請】

▽春休み期間を活用して、希望する教職員のワクチン3回目接種が進むよう配慮する▽大学・専門学校では卒業式や入学式後の飲食など、学外活動の感染防止対策や学生への注意喚起を徹底する。

【イベントの開催制限】

▽感染防止安全計画を策定した場合は人数制限はなし。それ以外は上限5000人か収容率50%。

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