ネコ題材に引っかき絵 苫小牧の白山さん 美術博物館で初の個展

ネコ題材に引っかき絵 苫小牧の白山さん 美術博物館で初の個展
独特なタッチの作品と「ニャンクシィ」こと白山さん

 特殊な用紙を引っかいて下地の色を出した「引っかき(スクラッチ)絵」を制作する苫小牧市青葉町の「NYANXI(ニャンクシィ)」こと白山通平さん(63)が25~27の3日間、苫小牧市美術博物館で初の個展を開く。

 白山さんは同市出身で、東京都内の大学の芸術学部を卒業後、企業で商業デザインに携わった経験を持つ。引っかき絵を始めたのは3年ほど前で、黒色の表面を引っかいて削り、下地に塗られた色を出す特殊な用紙を友人にプレゼントされたことがきっかけ。以降、ネズミの絵で知られる世界的に有名なストリートアーティスト、バンクシーに対抗し、ライバルのネコをモチーフにした作品を手掛けている。

 作品は知人や市内の飲食店に積極的に寄贈したり、SNS(インターネット交流サイト)で公開したりしている。

 「ネコは目で気持ちを伝えてくる。作品でも目つきで感情を訴えたい」と白山さん。会場には草花や風景とともに、さまざまなタッチでネコを表現した作品150点以上がずらりと並ぶ予定。引っかき絵の他、クレヨンやサインペンなどで着色した作品も展示する。

 白山さんは「堅苦しくならず、みんなが笑顔になれる作品展になれば」と話す。

 入場無料。午前9時半~午後5時(25日は正午から、27日は午後4時まで)。

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