「早めの対応」を呼び掛け 司法書士講師に初の空き家セミナー

「早めの対応」を呼び掛け 司法書士講師に初の空き家セミナー
苫小牧市主催の空き家をテーマにしたセミナー

 苫小牧市は19日、空き家をテーマにした初のセミナーを市民活動センターで開いた。当初は1月に市民会館で開催予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため延期し、この日は約20人が参加した。

 市の空家等対策委員会委員で司法書士の服部剛幸氏が講師を務め、空き家の放置で起こる弊害として▽景観の悪化▽賠償責任の懸念▽犯罪の温床となる▽住宅価値の低下▽解決が難しくなる―などを指摘。「もっと早く相談に来てくれたら解決できたのに、ということがある」と振り返り、「病気だと早期発見、早期治療が大事と言われるが、空き家問題も取り組むのは早めに」と呼び掛けた。

 講演後に質疑応答の時間も用意。軽い認知症の父が所有する建物と土地の売却が可能か、との質問に対して服部氏は「認知症の進行具合による。会話や意思表示ができても、不動産の売却という法律行為の意味を理解できる程度に意思能力が残っているか」と主なポイントを説明した。

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