3年ぶりに活動再開 ―ファイターズ苫小牧会

3年ぶりに活動再開 ―ファイターズ苫小牧会
ファイターズ苫小牧会が3年ぶりに活動を再開する(写真は2019年12月の選手交流会)=提供=

 プロ野球北海道日本ハムファイターズのオフィシャル後援会「北海道日本ハムファイターズ苫小牧会」(藤田博章会長)が新型コロナウイルスの苦境を乗り越え、3年ぶりに活動を再開する。札幌ドーム開催の公式戦応援バスツアーや選手を招いたトークショー実施(苫小牧市内)を予定。会員申し込みは随時受け付けている。

 日本ハムの応援を通じた地域の活性化、スポーツ振興を目的に2010年に設立。毎年多くのバスツアーやパブリックビューイングを企画し、市内ファンの交流の場を提供してきた。13年6月の球団公認後は、シーズン終了後の12月に所属選手が来苫しトークショーを開催。19年は野手の松本剛(28)が100人を超えるファンと親交を深めた。

 ただ、翌年から猛威を振るいだした新型コロナの影響で2年の活動休止を余儀なくされた。「ビッグボス」こと新庄剛志監督就任やユニホーム刷新など、22年は心機一転のシーズンとなる日本ハムを盛り上げたい―。鹿野定幸代表幹事は「23年開業予定の新本拠地エスコンフィールドにつなげるためにも、感染症対策を徹底した上で再開することにした」と思いを語る。

 例年市内の飲食店で行ってきた総会は各会員に書類を送付する形で実施済み。今年は計6回のバスツアーを設定し、車内の密状態を避けるため定員を2割減らした。

 初回の4月23日、ソフトバンク戦はすでにキャンセル待ち。5月28日の巨人戦、6月18日のロッテ戦は空席わずか。7月17日の西武戦、8月27日のソフトバンク戦、9月19日のロッテ戦は6月1日から申し込みを開始する。鹿野代表幹事は「日ハムにはコロナに負けず、今季も頑張ってほしい。会員全員で支えていきたい」と語った。

 ファイターズ苫小牧会の年会費は個人1000円、同家族2000円。丸屋仏壇店(双葉町3)、ヘリテージキムラ(表町3)、エイト建設内の同会事務局(柏原6)で申し込み可能。問い合わせは同会事務局 電話0144(55)1237。

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