特殊詐欺被害防ぐ 郵便局員2人に感謝状

特殊詐欺被害防ぐ 郵便局員2人に感謝状
感謝状を手にする高木さん(中央)、松岡さん(左)と菊地署長

 特殊詐欺被害を防いだとして、苫小牧署(菊地健司署長)は23日、苫小牧花園郵便局局員の松岡健司さん(50)と高木瞭さん(24)に感謝状を贈った。

 同署や同郵便局によると、3月11日、胆振管内在住の40代男性が「海外にいる米軍の知人に送金したい」と来店。窓口で対応した高木さんは、男性の携帯電話画面に記載された名前や口座番号の表記に違和感を感じ、「おかしい」と松岡さんに報告。道内で起きた同様の詐欺事件と酷似しており、2人は男性に「間違いなく詐欺。振り込むのを待って」と説得し警察に通報した。

 男性は3月に入り、SNS(インターネット交流サイト)で知り合った米軍を名乗る女性から「シリア派遣の兵役を終え報奨金をもらった。持っていると危ないから日本に送りたい。29万円の配送料を立て替えてほしい」などとメッセージを受け取っていた。

 贈呈式で、菊地署長は「さすが町の郵便局。今後も皆さんの力を借りたい」と謝辞を述べた。2人は「氷山の一角と思うが、自分たちの力でお客さまの被害を防げたことは喜ばしいこと」と笑顔を見せた。

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