村本大輔さん 笑いで世相を斬る 苫小牧市内2会場でライブ

村本大輔さん 笑いで世相を斬る 苫小牧市内2会場でライブ
大きな拍手を受ける村本さん

 コメディアン村本大輔さん(41)の独演ショーが20日、苫小牧市内の2会場で開かれた。村本さんは政治、宗教、原発、男女や民族の違いなどをテーマとしたお笑いで、計約50人の市民らの心をつかんだ。

 会場は、豊川町の飲食店ポムメリィと王子町の私設文学館斉藤征義の宮沢賢治と詩の世界館。

 村本さんは「マイクを持って皆さんの笑顔を見ながら話ができる。それが自分にとっての豊かさ」と感謝し、「思っていることを表に表すことが表現。緊張を避けて言いたいことが言えない世の中になっていないか。政治家が黙食を守っていないのに、政治や宗教の話題を特別扱いにして黙っているのはよくない」と笑いを交えて語り掛けた。

 村本さんは今春、渡米する予定で、世界館では壮行会も開かれた。昨年8月から今回含め計3回の独演ショーを開いた丸山伸也館長(69)は「時勢を鋭く読んだ笑いに感心している。アメリカでも大きな笑いの一撃を」と激励。ポムメリィの岡林妙子店長(54)も「暗い世の中だけどトークと笑いが店全体を温かく包んでくれた」と感謝した。

 2会場で耳を傾けた矢代町の会社員、相馬理乃さん(59)は「弱い人の心に寄り添うお笑いを通じ、理不尽な言葉を投げ掛けられても笑顔でいられるようになった。村本さんならきっとどこへ行ってもどんな人も笑顔にできる」とエールを送った。白老町の自営業、貮又南さん(34)は「声を上げられない人に優しさと愛を感じる笑いを届けてくれた」と話した。

 村本さんは「ニューヨーク、ロンドン、東京、そして苫小牧。いつか凱旋(がいせん)公演するかもね」と笑顔を見せていた。

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