札幌市中央区の道庁本庁舎1階ロビーで、今年度進めてきた木質化工事が25日、完了した。道産木材を使用し、都市部のシンボリックな木質空間として改装された。週明けの28日から一般開放される。
道内外から多くの人が訪れる1階ロビーを、多様な道産木材を活用した空間として改装してPRし、他の公共施設や民間施設へ波及させていくのが狙い。木質化工事は今年度着手し、昨年7月までに玄関・エレベーターホール部分が完成。残されていた北側ロビー部分の工事も25日に完了し、報道陣に公開された。総工費は9700万円。
北側ロビーでは、トドマツを使用し、木立を模した円形ブースを設置。窓際にタモやイタヤカエデを使用した「木漏れ日カウンター」も設けた。床もナラやカバを使用してフローリングに張り替えた。また、特設展示場ゾーンにはスギを使用し、展示機能も併用した家型の移動式展示ブースもお目見えした。
25日は、鈴木直道知事が木質化が完了した1階ロビーを視察した。終了後、報道陣の取材に応じた知事は「北海道は今、脱炭素化のゼロカーボン北海道を推進している。本道は吸収源である森林資源が豊富な地域。都市部の象徴的な施設の道庁で木質化を進めることは、ゼロカーボンを推進する上でも重要な取り組み」と説明。28日から一般開放されるが、「ぜひ木のぬくもり、温かさ、香りを感じてほしい。そして北海道の素晴らしい木材に触れていただき、この活動を広げていきたい」と意欲を示した。
















