胆振、日高分は404億円 室蘭開建 22年度道開発事業費 東港岸壁整備盛り込む

胆振、日高分は404億円 室蘭開建 22年度道開発事業費 東港岸壁整備盛り込む

 室蘭開発建設部は25日、2022年度北海道開発事業費のうち、胆振、日高管内の概要を公表した。予算額は前年度比2・1%減の404億1100万円で2年連続で500億円台を下回った。東胆振では、地元経済界が求めていた苫小牧港・東港周文埠頭(ふとう)1号岸壁の整備事業が盛り込まれた。

 内訳は▽治水54億3700万円(21年度比41%減)▽海岸4億7700万円(同1%増)▽道路227億6900万円(同4%減)▽港湾整備36億5200万円(同1%増)▽都市水環境整備7800万円(同44%増)▽農業農村整備46億7800万円(同91%増)▽水産基盤整備33億1900万円(同98%増)。

 東港区浜厚真地区の周文埠頭では、船舶の混雑解消や大規模地震発生時の緊急物資輸送などに対応するため、水深9メートルの耐震強化岸壁を整備する。その他の港湾整備事業では、西港区汐見地区で水深3メートル物揚場、同区真古舞地区で水深12メートル中央北岸壁の改良などが行われる。

 道路事業では、日高自動車道静内―東静内間(8キロ)を結ぶ高規格道路の整備が新規事業に盛り込まれた。苫小牧市内では、国道36号の日の出町交差点や国道276号の音羽町交差点などで改良工事が行われる。

 治水事業では、樽前山の火山砂防事業が継続され、砂防堰(せき)堤の整備などを進める。鵡川と沙流川、樽前山で豪雨災害などに対する総合的な防災対策を推進するための調査も行う。

 その他、農業農村整備事業では、国営かんがい排水事業として厚真町やむかわ町などで用水施設の整備を実施。水産基盤整備事業では、登別漁港で船揚場の整備、三石漁港で防波堤や護岸改良工事などが行われる。

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