全日本空輸(ANA)グループと北海道エアポート(HAP)は26、27両日、全国各地の野菜や果物を空輸して販売する「産地直送物産展」を新千歳空港の国内線ターミナルビルで初開催した。道内の「まん延防止等重点措置」が終了して初の週末と重なり、新鮮な野菜や果物が旅客らの人気を集めた。
ANAグループが昨年10月から、羽田空港で計4回行っている事業で、道内ではHAPと連携して7空港に広げる考え。航空機輸送のスピードを生かし、鮮度にこだわった産直を空港で開くことで、産地への旅客需要を掘り起こす狙い。中間取引も省くため価格も抑えられる魅力がある。
四国、九州、沖縄の8空港から野菜と果物13品目、約100キロを羽田経由で新千歳に空輸した。産地と空港を最短約6時間で結び、福岡のイチゴ「あまおう」を1000円、アスパラガス「ウェルカム」を240円などで販売。各地の観光パンフレットなどを置いて産地のPRも行った。
札幌市の主婦坂田公子さん(78)は東京に向かう途中、沖縄産のナムワバナナ1房を購入し、「空港で買い物の予定はなかったけど、鮮度もいいのでつい買った。便利でいい」と笑顔。HAP営業開発本部貨物営業部の菊辻龍太部長は「食と観光は相性がいい。次は6月に函館空港で開きたい」と話していた。
















