JT道央南支店閉鎖へ 来月から組織体制見直し 札幌の道支社に一本化

JT道央南支店閉鎖へ 来月から組織体制見直し 札幌の道支社に一本化
閉鎖となるJT道央南支店

 日本たばこ産業(本社東京、JT)は、苫小牧市旭町の道央南支店を30日で閉所する。国内のたばこ産業の縮小に伴う組織体制の見直し。道内の函館や旭川、帯広など他の5支店も31日までに閉鎖し、4月1日から道内拠点は札幌の北海道支社に一本化される。

 旧専売公社時代の1970年に苫小牧市役所の斜め向かいに建設した建物を、85年のJT設立時に「苫小牧営業所」とし、一部増設しながら現在まで使ってきた。2000年ごろまでは倉庫を構え、同社子会社がたばこを配送するサービスも担った。

 苫小牧営業所時代は東胆振や日高地域が営業エリアだったが、16年に現在の道央南支店となって以降、西は豊浦町や後志管内岩内町、東は十勝管内広尾町まで拡大。社員はパート含め23人で、プロモーション活動や商店、コンビニのサポートなどに当たってきた。

 同社が競争力・収益力強化の一環として、現在の全国15支社・145支店体制を、4月から都道府県ごとに支社を構える47支社体制に再編するため、全支店の廃止を決めた。

 最後の道央南支店長となった朝倉弘之さん(55)は「3年半前に支店長として赴任した。苫小牧のお客さまには感謝の気持ちと、寂しさもある。この思いはしっかり次につなげ、拠点が札幌にあっても変わらないサービスを提供していきたい」と語った。

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