苫小牧市勇払の水橋勇人さん(62)宅で、5年ほど前から育てている食虫植物のサラセニアが初めて花を付けた。直径7センチほどの不思議な形の赤い花に、水橋さんは「暗いニュースが多い世の中で、心が明るくなる」と顔をほころばせた。
サラセニアは筒状の葉が特徴で、葉の表面の蜜で虫をおびき寄せ、筒に落ちるとはい上がれなくなる。ホームセンターで興味本位で購入後、日当たりの良い場所で水やりし、栄養剤を与えて育ててきた。
これまで花が咲いたことはなかったが、今年は丸いつぼみを付けた茎が1カ月間で約20センチまで伸び、3月中旬に開花。水橋さんは「なぜ今年だけ咲いたのか分からないが、5年間育ててきて初めてで、うれしい」と喜ぶ。
市内ホームセンターの園芸コーナー担当者は「花を付ける植物ではあるが、数年間咲かずに開花するケースは聞いたことがない」と話していた。
















