環境省は29日、支笏洞爺国立公園内の支笏湖地区(千歳市)を「ゼロカーボンパーク」に登録した。全国で6番目、道内では阿寒摩周国立公園の阿寒湖温泉(釧路市)に続き2番目となる。
国立公園の脱炭素化に向け環境省は、2021年3月から「ゼロカーボンパーク」の登録を進めている。支笏湖地区は長年、地域ぐるみで脱炭素化やプラスチックごみの削減、持続可能な観光地づくりを推進しており、その実績が認められた。千歳市も今年2月7日に登録条件となる「ゼロカーボンシティ」を表明した。
支笏湖地区は▽王子製紙の水力発電所群によって電力を賄い、再生可能なエネルギーを活用▽ビジターセンターの電動アシスト付き自転車貸し出しで脱炭素化を推進▽ごみ拾いダイビングやカヌーなどゼロカーボンまたは環境配慮型アクティビティーを推進▽宿泊事業者やアクティビティー事業者など地域を挙げ「支笏湖スタイル」を展開▽千歳・支笏湖氷濤まつりで環境に配慮した材料を使い、持続可能な観光地づくり―など多彩な取り組みを展開している。
環境省も、21年度は直轄施設の支笏湖ビジターセンターに太陽光パネルを設置したほか、電気自動車の駐車料金(500円)を無料化。22年度も電気自動車用EV充電設備の設置や地中熱ヒートポンプを導入し、地域の脱炭素化を後押しする。
















