JR北海道 島田社長 新年度収支見通し示す コロナ前8割水準へ

JR北海道 島田社長 新年度収支見通し示す
コロナ前8割水準へ

 JR北海道は1日、2022年度の鉄道収入の見通しを示した。新型コロナの安定的回復を見込み「定期収入」はコロナ前の90%、新幹線や快速エアポートなどの「定期外収入」も1年をかけてコロナ前の90%まで戻す。島田社長は「総じてコロナ前の80%の水準で計画したい」と述べた。

 鉄道単体の売上高はコロナ前に比べ211億円の減収を想定。連結売上高はコロナ前のホテル事業5割、小売業8割、不動産7割を見込み、総じて291億円の減収、対中期経営計画比で502億円の減収を見込む。コスト削減目標は18年度比で55億円、グループで65億円とした。

 また、国と道の支援を今年度も見込み、助成金160億円のうち10億円を設備投資に充て、150億円を収支改善に使う。経営安定基金の下支えとして148億円、車両4両の無償貸し付け分を12億円とした。

 営業損益は、軽油、電気単価の高騰で653億円の赤字。経常損益は305億円の赤字とした。バス転換など一部特別損益75億円を加えると単体の純損益は225億円の赤字。コロナによる減収の規模がそのまま当期の計画に反映した。純損益は単体は7期連続、連結で3期連続の減となる。

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