スピードスケート女子で、2月の北京五輪で金を含めてメダル四つを獲得した高木美帆(日体大職)が5日、東京都内の日本記者クラブで会見し、引退表明した姉の高木菜那について「寂しい気持ち」と心境を述べた。
個人種目では競い合う相手であり、団体追い抜きではチームメートでもあった。「姉妹として仲が良いと思っているが、相談できることとできないことや、弱みを見せられるところと、見せたくないところがあった」と振り返った。
自身の今後については「スケートはやりたい」と語った。師事していたヨハン・デビット氏が日本スケート連盟のナショナルチームヘッドコーチを退任することが決まり、オランダに帰国したことから、拠点を同国に移すかなどについても注目が集まる。「選択肢はたくさんある。考えていきたい」と話した。

















