山菜採りやハイキングの季節を迎え、道は4~5月を「春のヒグマ注意特別期間」に設定し、注意を呼び掛けている。人が山野に出掛ける機会が多くなる上、ヒグマも冬眠明けで餌を求めて活発に活動するため、春は被害が多発する傾向にある。
苫小牧市はホームページ(HP)で、目撃場所の地図とともに目撃情報の一覧を公開している。直近7年間の目撃情報(足跡、痕跡を含む)は2015年度14件、16年度28件、17年度25件、18年度37件、19年度48件、20年度30件、21年度39件と、21年度は2番目に多かった。4~5月に9件、6月に12件と集中しており、目撃場所は柏原、植苗、高丘、丸山周辺が多かった。今年度はまだ目撃情報は寄せられていない。
道は▽事前にヒグマの出没情報を確認する▽単独行動を避け、複数で行動する▽鈴など音の出るものを鳴らす▽クマの足跡やふんを見つけたら、すぐ引き返す―の基本的なルールを守るよう求めている。
市も、山林に出掛ける際はヒグマに十分に注意し、ごみの後始末をきちんとすることや、ヒグマを目撃したり、足跡を見つけたりした場合は苫小牧署へ通報するよう呼び掛けている。
















