帝国データバンク札幌支店は、2021年度の道内企業倒産状況を発表した。倒産件数は前年度比27件減の142件にとどまり、5年連続減少して00年度以降では最少に。負債総額も前年度比6・9%減の193億円と200億円台を割り込み、こちらも00年度以降では最少となった。
管内別では、石狩が60件と全体の約4割を占めて最多。これに上川(21件)、渡島、オホーツク、釧路(各10件)が続いた。胆振は9件、日高は2件発生した。
業種別では、「小売業」が36件と全体の約4分の1を占めて最多。以下、「サービス業」(35件)、「製造業」(20件)、「卸売業」(19件)の順。主因別では、不況型の「販売不振」が94件と全体の66%を占めた。倒産の態様別では、「破産」が129件と大半。この他、「特別清算」は11件、「民事再生法」は2件にとどまった。
同支店では21年度について、新型コロナウイルス感染拡大は続いたものの「コロナ対応融資など各種支援措置によって、倒産件数は00年度以降で最少だった」と分析。ただ、コロナの収束が見通せないことに加え、原材料価格の高騰、ロシアによるウクライナ侵攻がもたらす国際間緊張の増幅など、今後の懸念材料は数多いことを強調。「不透明感の長期化によって事業継続を諦める経営者も増えるのでは」とし、これまでの低水準から倒産件数は増加に転ずる可能性が高まっていることを指摘している。
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一方、東京商工リサーチ北海道支社の調査では、21年度の道内企業倒産は144件、負債総額189億500万円。前年度に比べ件数は22件、負債は4・1%減少。共に過去最少を記録した。また、道内のコロナ関連倒産は56件発生し、累計で113件となった。
















