北海道中小企業団体中央会は、2021年の道内中小企業の廃業等に関する実態調査結果を発表した。自主廃業件数は381件となり、前年に比べ31件減少。自主廃業の要因(複数回答)では「後継者等人材難」が88・8%で最多だった。
調査は02年に開始し、今回で20回目。同会加盟の1116組合を対象に実施し、488組合から回答を得た(回答率43・7%)。
自主廃業の件数は2年連続で減少し、400件を割り込んだ。倒産も前年(6件)より2件少ない4件にとどまった。
自主廃業の業種別では、サービス業(199件)が全体の52%を占めて最多。これに小売業(86件)、運輸業(33件)、建設業(29件)が続いた。最も少なかったのは卸売業(8件)だった。
自主廃業の主な要因では、前年より18・2ポイント上昇して「後継者等人材難」が最も多かった。以下、「販売不振・受注減少」(32・7%)、「先細り感」(17・3%)の順。
新型コロナウイルス感染拡大に伴う組合員企業の廃業への影響については、「影響はない」が40・9%だったの対し、18・6%が「廃業を加速させている」と回答。40・5%の企業が「分からない」と答えた。
廃業を加速させている要因(複数回答)としては(1)売上高の減少(80件)(2)取引先・顧客からの受注減少(39件)(3)労働力の不足(36件)―の順となった。
















