帝国データバンク札幌支店は、3月の道内企業の景気動向調査結果を発表した。景気DI(「良い」と回答した企業の割合から「悪い」とした企業の割合を引いた数値)は前月比0・5ポイント減の36・5となり、3カ月連続で悪化した。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、依然として景況は低水準で推移している。
全国平均の景気DI(40・4)との比較では、北海道は17カ月連続で下回った。その差は3・9ポイントとなり、前月から1ポイント拡大した。
企業の規模別では、大企業は前月比2ポイント増の41・5となり、3カ月ぶりに改善。中小企業は0・9ポイント減の35・6で、3カ月連続の悪化。中小企業のうち小規模企業は2・1ポイント減の36・4で、こちらも3カ月連続で悪化。大企業と中小企業の格差は5・9ポイントとなり、前月から2・9ポイント拡大した。
業界別では、9業界中、農・林・水産、金融、不動産、製造、卸売、運輸・倉庫の6業界で悪化、建設、小売、サービスの3業界が改善した。特に建設は1・1ポイント増の43・1と4カ月ぶりに改善し、9業界中で最も高い水準に。一方、小売は3カ月ぶりに0・7ポイント改善したものの29・9にとどまり、最も低い水準となっている。
先行き見通しでは「3カ月後」が40・8、「6カ月後」が42・2、「1年後」が42・9となり、いずれも前月調査に比べると悪化予想だ。
感染拡大の長期化に加え、ロシアのウクライナへの軍事侵攻がもたらす国内経済への影響という新たな懸念材料も浮上。道内の企業からも、消費マインドの低迷に警戒感を強める声が上がっている。
調査は3月17~31日、道内企業1107社を対象にインターネットで実施。605社から回答を得た(回答率54・7%)。
















