苫小牧市新任部長の抱負(上)

会計管理者 柳沢香代子氏

 苫小牧市の4月1日付人事で、新たに部長職に就いた7人に当面の課題や抱負を聞いた。2回に分けて紹介する。

会計管理者 柳沢香代子氏(57)
適正かつ効率的に
 市民から納められた税金などを管理するため、法令や予算に照らして適正かつ効率的な会計事務の推進に努める。当面、2021年度に導入した新財務会計システムの効果検証や、金融機関での公金取り扱いの各種手数料有償化への対応を進める。「職員一人ひとりと丁寧に向き合い、時代の変化に即応できるよう、チームワークの良い職場づくりに努めていきたい」と目標を語った。
 小樽市出身。小樽桜陽高校卒。2006年入庁。前職は福祉部長。

総合政策部長 町田雅人氏(57)
市民のために努力
 市の重要施策を担い、各部署の総合的な調整を行う。辞令交付後、職員を前に「チーム一丸となり、知恵を絞って、市民のためになる施策に取り組もう」と呼び掛けた。課題について「市全体ではコロナ対策やゼロカーボン。部では人口減少対策、JR苫小牧駅前を含めた都市再生コンセプトプランの推進が大きい」とし「具体的な対応はこれからだが、市民のために努力を続けたい」と述べた。
 新冠町出身。静内高校卒。2005年入庁。前職は環境衛生部長。

環境衛生部長 石黒幸人氏(54)
脱炭素社会実現に意欲
 苫小牧市が昨年宣言した「ゼロカーボンシティ」に触れ、「今年度、改訂する環境基本計画で新たな目標値を示し、内容も従来より大きく変える」と脱炭素社会の実現に意欲を示す。この他、コロナ禍で増えたごみ量の縮減や家庭前でごみを回収する戸別収集の検討、出没が相次ぐシカ対策なども課題に挙げ、「一つずつ丁寧に取り組み、時代変化も踏まえ、最善の道を探りたい」と強調した。
 埼玉県川越市出身。早稲田大卒。2006年入庁。前職は会計管理者。

福祉部長 白川幸子氏(57)
困りごとに目を向ける
 市民が抱えている生活上の困りごとや課題が複雑多様化し、一つの部署では解決できないケースが増えている。市が市民や民間団体、関係機関と共に強固なセーフティーネットを築くことが急務と実感している。今月、総合福祉課の相談体制を強化し、これまで以上にさまざまな課題が浮き彫りになると予測する。「全庁を挙げて、困りごとに目を向ける意識醸成につなげたい」と話す。
 芦別市出身。北海道立衛生学院卒。1987年入庁。前職は健康子ども部次長。

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