国の7地方支分部局と北海道が、地域脱炭素関連補助施策をまとめた「北海道版脱炭素支援ハンドブック・市町村編」(ゼロ北ハンドブック)を作成した。12日に札幌市内で開いた「ゼロカーボン北海道タスクフォース地方支分部局レベル会合」でハンドブックなど3件の報告が了承され、道地方環境事務所のホームページ(HP)に掲載された。対象は道内の市町村。冊子は配布しないものの、HPからダウンロードできる。
ハンドブックは2部構成。省庁間や部署間の縦割りを排し、1部は利用目的から補助施策が探せるよう工夫を凝らした構成にした。2部は、施策から各事業や補助対象者、補助率、問い合わせ先が分かり、各施策の要件や違いをまとめた。効果的な地域脱炭素の取り組みにつながることを目的としており、事務局を中心に3カ月かけて作ったという。ハンドブックの企業編は年内を目標に作成される予定だ。
また、脱炭素に関するメーリングリスト機能の「ゼロ北メーリス」の運用を開始する。メーリングリストは自治体向けと民間事業者向けの二つ。それぞれ対象者を意識した情報を配信する。国の補助事業の公募情報や地域脱炭素に関する制度や動向などを月に1~2回の頻度で提供する。
道内で効果的な脱炭素を進めるため、タスクフォースでは同日付で二つのワーキングチーム(WT)を新設した。一つは、道の駅設置者の市町村や道の駅管理者と連携し、道の駅への急速EV(電気自動車)充電施設を設置する「『道の駅』を活用した次世代自動車普及促進WT」。もう一つは、河川管理や森林管理で発生するバイオマス資源利用促進のため、伐採木や林地内の未利用材の情報を発信する「発生木材バイオマス資源情報共有WT」。
タスクフォースは昨年8月に設立された。環境省北海道地方環境事務所に事務局を置いている。
















