北洋銀行は、今春の道内企業の雇用動向調査結果を発表した。雇用人員判断DI(「過剰」とする企業の割合から「不足」とした企業の割合を引いた数値)はマイナス40で、前年同期に比べ10ポイント低下。3年ぶりに低下に転じた。新型コロナウイルス感染拡大が長期化する一方、経済活動再開へ向け幅広い業種で人手不足感が強まっている。
業種別では、全ての業種で、雇用人員判断DIが低下した。特に「運輸業」は21ポイント低下してマイナス64となり、最も人手不足感が強い。これに「建設業」(マイナス62)、「その他の非製造業」(同49)、「木材・木製品」(同45)、「鉄鋼・金属製品・機械」(同43)と続いている。
一方、コロナの影響が直撃する「ホテル・旅館業」は13ポイント低下したもののプラス6と唯一、「過剰」とした割合が大きいプラス水準となった。
また、今春に「新卒採用した企業」の割合は前年同期比5ポイント増の39%に。採用予定人数に対する充足率を「予定通り」とした企業は46%にとどまり、2ポイント低下した。非製造業の充足率は50%で前年(48%)を上回ったが、製造業は37%で前年を8ポイント下回った。
今後1年間の雇用方針DI(「増員する」と回答した企業の割合から「減員する」とした企業の割合を引いた数値)はプラス18となり、前年同期から横ばいだった。食料品、木材・木製品、運輸業、ホテル・旅館業の4業種がプラスに転じ、全ての業種でプラス水準となった。
調査は2月中旬~3月中旬に、道内企業699社を対象に実施。370社から回答を得た(回答率52・9%)。
















