位置情報ビッグデータを活用 市、観光施設で人の動き収集 今年度から

位置情報ビッグデータを活用 市、観光施設で人の動き収集 今年度から

 苫小牧市は今年度、携帯電話の位置情報ビッグデータを観光などの施策に生かす取り組みを始める。専門事業者に委託し、イベント会場での人の動き方といったデータを収集し、課題の把握や対策、施策の立案に活用する。

 位置情報ビッグデータは、携帯電話会社などが所有者からあからじめ同意を得た上で、その人の位置や動きのデータを取得し、個人を特定できないようにデータを加工。自治体の交通、観光、防災といった施策や、民間のマーケティング活動など各分野で利用する。

 市政策推進課によると、政策の計画作りや市民サービスの立案時にビッグデータを活用できないかと、数年前から検討してきたという。今年度から導入することを決め、専門事業者を選定、契約後に6月ごろからデータ収集を行う予定だ。

 具体的な活用については現在検討しているが、海の駅ぷらっとみなと市場や道の駅ウトナイ湖など観光施設の人の動き方、滞在時間、混雑度といった情報を得ることも考えている。個人情報は収集しないという。

 同課は「イベントの集客具合や通行量を調べて改善を図るなど、さまざまな分野で対策を打ったり、新たな事業を創出したりすることができる」と期待する。

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