白老町の養鶏場での鳥インフルエンザ発生を受け、道は16日、現場での防疫作業を開始した。防護服に身を包んだ道職員らが、場内の消毒作業や殺処分に追われた。
道などによると、発生が確認された養鶏場では採卵鶏約52万羽が飼育されており、遺伝子検査で高病原性鳥インフルエンザの可能性が高まった場合、全羽を殺処分することになっていた。
町総合体育館に同日午前8時ごろから道職員約90人が集まり、防護服に着替えるとバスで現場の養鶏場へ向かった。
現地では、道路を含む敷地内全体を消毒。確定検査での陽性確認を受け、午前10時55分に殺処分を開始した。
このほか、現場周辺の国道や道道沿いで、出入りする畜産関係の車両の消毒も行われた。
道は一連の防疫作業のため、陸上自衛隊北部方面総監に90人の隊員派遣を要請。胆振管内の周辺自治体の職員も作業に当たっている。
町民の間にも動揺が広がっている。町末広町の元町職員の70代男性は「新型コロナウイルスと鳥インフルで町民にとってはダブルの打撃で、風評被害も心配。町外に拡散しないことを願う」と話していた。
















