余剰食料を集めて必要な人に提供する苫小牧市内の奉仕グループ・フードバンクとまこまいは23日、子ども食堂や地域食堂がない地域に出向いて住民にカレーライスを振る舞う「子ども食堂キャラバン」に乗り出す。町内会館や福祉施設などを会場に毎月1回程度の開催を予定しており、幅広い年代の交流機会の創出と、子ども食堂の普及が狙い。
フードバンクとまこまいを運営するNPO法人ワーカーズコープのぽっけ地域福祉事業所の主催。月1回、土曜日の昼食時間帯に、人が集まりやすい施設を会場とし、無料または300円程度の安価で訪れた人にカレーライスを提供する。フードバンクに集まった食料を、訪れた人に持ち帰ってもらう「出張フードパントリー」の同時開催も計画中だ。
フードバンクとまこまいは同法人の有志を中心に、2016年6月に開設。集めた食料を生活困窮者やひとり親世帯などに提供して生活支援を行ってきたほか、寄贈された食料を調理して無料で振る舞う地域食堂も実施(現在は休止中)。この活動を広げようと19年、同法人の日胆まちづくり地域福祉事業所が市内で出張形式の子ども食堂を開いた経緯がある。
今回も前回同様、フードバンク活動の周知と利用促進を目的に企画。加えて、子ども食堂が市内各所に普及することを期待し、子ども食堂の運営に関心がある人に同法人のスタッフらが蓄積したノウハウも公開する。会場設営や準備、受け付け方法や提供の仕方など一連の作業を見せることで、運営のイメージをつかんでもらう考えだ。
初回は今月23日午前11時半~午後1時、新開明野元町町内会館(明野元町)で実施する。学生無料、大人300円で利用できる。その後は、5月21日に放課後等デイサービスぽっけ、6月25日に市福祉ふれあいセンターで予定。7月以降は未定で、会場の提供や一緒に開催してみたいという人からの申し出を募集中だ。
フードバンクとまこまいの松崎愛代表は「新型コロナ下で地域のつながりの希薄化を実感している。食を通じてみんなで楽しい時間を過ごしながら、子ども食堂に関心を寄せる人の輪を広げたい」と意気込む。
取り組みに対する問い合わせなどはフードバンクとまこまい事務局 携帯電話080(3089)3856。
















