RFL3年ぶり開催へ 7月17日 出光カルチャーパーク オンラインイベントも展開

RFL3年ぶり開催へ 7月17日 出光カルチャーパーク オンラインイベントも展開
RFLの開催をアピールする実行委員と岩倉市長(左から4人目)

 苫小牧市でがん患者やその家族らを支援するチャリティー事業、リレー・フォー・ライフ(RFL)ジャパンのリアルイベントが3年ぶりに復活する。新型コロナウイルス感染流行で2年続けて中止したが、今年は7月17日正午~午後9時、市末広町の出光カルチャーパーク(市民文化公園)で予定。併せて同日から8月16日までオンラインイベント「セルフウオークリレー」も展開する。

 RFLとまこまい実行委員会(西川良雄実行委員長)の取り組み。

 従来は樽前のオートリゾート苫小牧アルテンで24時間、参加者がバトンをつなぐように歩き、がん患者への支援金を集めてきた。2016年7月の初開催以降、市内でも徐々に浸透してきたが、20年、21年はコロナ禍で人を集めるイベントを中止。代わりにスマートフォンのアプリを活用したオンラインイベントを催し、昨年も寄付金140万円以上が集まった。

 今年もコロナ感染が再拡大しない前提だが、RFLを装い新たに開催する。一般市民へのPR効果を狙い、市内中心部の同公園に会場を移した上、イベントは9時間に短縮する。がん経験者の体験談をはじめ、音楽や踊りでイベントムードを盛り上げ。夜間はろうそくをともしてコースを照らし、がんと闘う人たちを励ます。参加者は500人を予定しており、1カ月間にわたってオンラインイベントも併催する。

 21日に西川実行委員長、柳谷昭次郎名誉実行委員長ら関係者10人が市役所を訪れ、岩倉博文市長に恒例の大会長就任を要請。市長は「できる限り支援したい」と快諾し、西川実行委員長は「RFLを通して地域でがんの理解が進んでいる」と強調。とまこまい港まつりなど他イベントの準備状況を踏まえ、6月末をめどに開催の可否を正式に判断する。

新実行委員長に西川さん

リレー・フォー・ライフ(RFL)ジャパンとまこまい実行委員会は1日付で、2016年の組織発足時から実行委員長を務めてきた柳谷昭次郎氏(75)が名誉実行委員長になり、電気工事西川組(苫小牧市矢代町)社長の西川良雄氏(70)が後任に就いた。

 新実行委員長の西川さんは9年ほど前に食道がんになり、内視鏡手術で食道を切除した。術後は口から食事を取れず、3カ月ほど胃ろうも経験。今でも胃液が逆流するため「横になるときは斜めになる」と話す。

 16年から実行委に入っており、西川さんは「サバイバーとしていろんな経験を話したい。RFLで生かされた恩返しができれば」と話す。副実行委員長も1人増やして2人体制とし、王子総合病院の岩井和浩院長を新任した。

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