苫小牧市が進めている高丘浄水場(高丘)の管理棟改築工事は2021年度までに建物外観が完成し、今年度から施設内の機械・電気設備、配管の工事に入った。LED(発光ダイオード)照明や各設備に高効率機器を取り入れる。年内には新施設の試験運転を始め、23年度の本格稼働を目指す。
現在の管理棟は1964年建設の鉄筋コンクリート造り3階建て。耐震基準は満たしていたが老朽化が激しく、建物の西側敷地に2020年度から新しい管理棟を建設していた。
完成した施設は、鉄筋コンクリート造り地下1階地上3階建て、延べ床面積1643平方メートルで、現在の2倍の広さがある。機能は大きく変えず、ポンプ室や事務室、管理室、水質試験室、宿直室などを配置。会議室は、災害時の応援に受け入れた人たちが宿泊できるようにする他、見学者向けに映像を生かした機能も充実させる考え。総事業費は約16億円を見込む。
現施設は年内の試験運転中も稼働させ、解体は23年度以降になる見通しだ。
高丘浄水場は市内に二つある浄水場のうち幌内川と勇払川を水源とし、24時間稼働で水道水をつくっている。小山内明水道課長は「管理棟を更新し、安全でおいしく市民に喜ばれる水を引き続き提供していきたい」と話している。
















