苫小牧市保健センター(旭町)の指定管理者、一般財団法人ハスカッププラザは今年度、健康教室を本格的に再開している。新型コロナウイルス感染流行で2020、21年度はほぼ中止したが、コロナ対策のノウハウの蓄積を踏まえて復活させた。定員を半減したこともあって常に満員で、参加者は「みんなと体を動かすのは楽しい」と心地良い汗を流している。
同センターの各教室は参加無料。市民に運動習慣を身に付けてもらう狙いで、中高年女性を中心に人気だが、20年4月からコロナ禍により中止していた。コロナ「第5波」後の21年12月、教室の再開を決めて2回開いたが、今年に入ってからは「第6波」で再び中止に。この間、オンライン会議システム「ズーム」を活用し、体力を維持するフィットネス教室も企画したが、中高年の利用になかなかつながらず、5~6人の利用にとどまっていた。
今年度は、日進月歩のコロナ対策を踏まえ、同センターの健康教室を事実上3年ぶりに復活。4月から体力測定やストレッチ、マシンを使った筋トレなどの体力アップ教室、ステップ台を使ったトレーニング、世界各国の音楽に合わせて体を動かすズンバなど、定員をいずれも半減の8人にして開いている。参加者同士の距離の確保や換気はもちろん、運動する際もマスクを着けてもらう徹底ぶり。参加者はおしゃべりも控え、終了後は速やかに帰宅する。
ステップ教室に参加する市拓勇東町の主婦市原真紀子さん(54)は「この2年間はリモート教室も参加する気にならなかった。やっぱりみんなの顔を見ながらする運動は楽しい」と笑顔。同センター健康推進課は「コロナは簡単に終息しないが、『こんなに運動が楽しい』と知ってもらう機会は必要。コロナを広げないことを大前提に、できることをやっていきたい。託児も可能なので若い世代にも来てもらいたい」とアピールしている。
各教室は市広報、同センターのホームページで周知している。問い合わせは同センター 電話0144(35)2800。
















