苫東映像プロジェクト始動 稲塚秀孝監督 今秋公開向け大詰め

苫東映像プロジェクト始動 稲塚秀孝監督
今秋公開向け大詰め
苫東映像プロジェクトの展望を語る稲塚さん

 苫小牧市勇払出身の映画監督稲塚秀孝さん(71)による「苫東映像プロジェクト」が今年度、本格始動する。すでに撮り終えた最新の記録映画の編集は大詰めで、今秋の公開に向けた準備を進める。5月には勇払の自然を記録する「勇払原野の四季」の撮影に着手。勇払公民館では、過去に手掛けた作品の上映会を計画している。

 今年2月、勇払の飲食店跡地に映像の編集などを行う事務所を構えた稲塚さん。最新の記録映画「役者として生きる~無名塾第31期生の4人」の編集は今月上旬に最終の仕上げを経て完成する見通しで、今秋の公開を予定する。

 「勇払原野の四季」は、四季折々で変化に富む勇払の自然を約1年かけて記録する計画。稲塚さんは「勇払の自然とそれに関わる人々の姿を撮りたい」と意気込む。

 市内東部地域の中では、比較的開発が進んでいない勇払南部の様子を映像として残したい考えで、「道内外の人に苫小牧の違った一面を知ってもらえるような映画にする」と話す。2023年春までに撮影を終え、同年9月の公開を目指す。

 このほか、勇払公民館で今月22日に希少難病を抱える子どもが遺伝子治療で改善していく様子を記録した「奇跡の子どもたち」(17年)、8月には「ああ栄冠は君に輝く」(18年)の上映を予定。上映会は年3回程度のペースで開催する方針だ。

 稲塚さんは、故郷・勇払を「映画ロケ地として可能性を秘めた場所」と強調。「新千歳空港からのアクセスも良く、魅力を発信する方法を模索していきたい」と語った。

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