湖全域でルール13項目策定 適正利用のために 支笏湖運営協議会

湖全域でルール13項目策定
適正利用のために 支笏湖運営協議会
「安全に楽しく利用を」との地元の願いから策定された「支笏湖ルール」

 国立公園支笏湖運営協議会(千歳市支笏湖温泉)は、支笏湖の大自然を安全に楽しく利用してもらうための「支笏湖ルール」を策定した。夏でも低い水温や湖岸から数メートルで深くなる支笏湖の特性を示し、適正利用に関するローカルルールを明確にした。同協議会がリーフレットを発行し、ホームページでも公表している。

 同ルールは▽非動力船利用の際は必ずライフジャケットを着用する▽遊覧船の航路に入ったり、近づいたりしない▽人が集まる場所でのフライフィッシングは控える▽水遊びの際はライフジャケット着用を推奨▽ごみは各自の責任で持ち帰る▽ペットのリードは常に着けて過ごす―など13項目。

 遊覧船の航路のほか、湖周辺のキャンプ場や温泉旅館を記したマップも載せた。支笏湖は天候によって波が立ちやすく、岸辺に波がない状態でも沖がよく荒れることにも触れ、湖を利用する際には天候や波、風の状況をチェックするよう求めている。

 近年の水面利用の多様化や利用者の増加に伴い、ルールの必要性が指摘されてきた。2021年度から地元漁協や宿泊施設、アクティビティー施設、地域住民、環境省などが官民一体で勉強会を重ね、湖全域の適正利用に向けたルールを取りまとめた。

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