3年ぶりに行動制限のないゴールデンウイーク(GW)が後半に入った4日、北海道の空の玄関口・新千歳空港で早くも観光客や帰省客らのUターンが始まった。羽田線など幹線路線の出発時刻に合わせ、搭乗手続きは長蛇の列ができるなど、同じく新型コロナウイルス流行下だった昨年よりも客足は回復している。
国内線ターミナルビルは同日午前、大きな荷物を抱えた旅客で徐々に混雑し、出発口付近では手を振り合う姿も目立った。3年以上ぶりに埼玉県から帰省した長男家族を見送った札幌市の主婦曽我部優子さん(72)は「コロナがまだ怖いので、今年も『来なくていいよ』と言ったけど、孫を連れてきてくれた。1週間コロナに気を付けながら、主に自宅で過ごした」と話した。
主要航空各社によると、本道発着路線の上り便のピークは5日。GW後半を道外で過ごす旅客の出発も多いとみられ、予約率は各社80%を超えている。
苫小牧港の西港フェリーターミナルでも同日、Uターンが始まり、見送りの家族や友人らとの別れを惜しむ光景が広がった。
午前9時半出港の青森県八戸港行き「シルバーエイト」(川崎近海汽船)で自宅に戻るという八戸市の坂本和哉さん(26)は「両親と小樽など北海道旅行を堪能しました」と話し、知人らに手を振って乗船ゲートをくぐった。
フェリー各社によると、本州行きフェリーは8日ごろまでほぼ満席が続き、落ち着くのは9日以降になりそうという。
















