「駅周辺ビジョン」検討委設置 苫小牧市 年度内プラン策定目指す

「駅周辺ビジョン」検討委設置 苫小牧市
年度内プラン策定目指す

 苫小牧市は、都市再生に向けた「苫小牧駅周辺ビジョン」の策定検討委員会を設置した。JR苫小牧駅周辺地域の活性化を図るため再整備の方向性を示すプランで、今年度内の策定を目指す。市民や学識経験者ら委員9人で構成した検討委は、中心市街地のあるべき姿について議論を重ねる。

 検討委は4月27日に立ち上げ、苫小牧経済センタービルで開いた初会合で北海道大学大学院工学研究院の森傑教授を座長に選任。事務局の市が、昨年3月に策定した苫小牧都市再生コンセプトプランや今年度作る同ビジョンの概要を説明した。

 委員からは「苫小牧駅前プラザエガオを含め、苫小牧駅南口周辺をトータルで開発することを考えたい」「まちなかを歩きたくなる工夫や、少し休める場所ができたら良い」といった意見が出た。森座長は「駅周辺の再開発は、すべて民間ではなく、公共が積極的に関わることになる。負のレガシーにならないよう冷静に考えていくべきだ」と述べた。検討委は今後、年度内に4回程度の会合を開く予定だ。

 同ビジョンは、南北が苫小牧駅北口周辺から市民文化ホール(仮称)まで、東西が王子製紙苫小牧工場から白鳥王子アイスアリーナまでのエリアが対象。市が都市再生コンセプトプランに掲げた「歩きたくなるまちづくり」をポイントに再整備の方向性を定める。

 中でも懸案となっている駅南口前の活性化に向け、旧バスターミナルや旧エガオの周辺エリアに求められる機能について検討。ホテル、商業施設、公共施設など都市再生に必要な建物の種類、配置を示すほか、現施設の解体費も試算し、地域住民や関係者と具体的な再整備の議論を進めるベースとする。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る