苫小牧市内の有志でつくる八王子日光苫小牧クラブ(朝倉瑞昌会長)は3日、八王子千人同心のゆかりの墓石が今も残っているむかわ町の永安寺(石●【c59c】紀彦住職)にチシマザクラの苗6本を贈った。
同クラブは「桜同心」というグループをつくり、今年度からチシマザクラを使った八王子千人同心ゆかりの地との交流事業を本格化。サクラの苗は市内樽前の農園で育て、4月には東京都八王子市の高尾山に40本の苗を寄贈し、境内などに植栽された他、苫小牧市内でもJR苫小牧駅前の緑地帯に2本を植えた。
永安寺には19世紀初頭に開拓と北方警備のため、北海道に来た八王子千人同心の移住隊士の一人、市川彦太夫の名が刻まれた墓石が残っており、2021年7月にむかわ町の指定文化財となっている。3日、同クラブのメンバーや地元住民など12人が同寺を訪問。高さ80センチ前後の苗を参道沿いに植えた後、隊士の墓前で参加者全員が手を合わせて供養した。
同クラブでは、気候や潮風の影響でサクラが育つかは不透明としながら、「何とかきれいに咲いて、新たな交流につながれば」と期待を込めた。
















