鉄道ファンら懐かしむ JR旧静内駅1番ホーム開放  新ひだか

鉄道ファンら懐かしむ JR旧静内駅1番ホーム開放  新ひだか
旧静内駅の1番ホームを見詰める見学者

 昨年4月1日に廃線となった日高線鵡川―様似間(116キロ)にあるJR旧静内駅の1番ホームが5日まで無料開放された。

 新ひだか観光協会(佐藤雅裕会長)が、JR北海道の許可を受け4月29日に開放。新ひだか町の高静小学校の児童らが訪れた。

 ホーム入り口には、浦河町在住の松山哲晃さんが撮影した日高本線の写真のパネルや浦河高校の写真部が各駅を撮影した大型カレンダー、駅職員の制服などが展示された。ホームには駅名を書いた看板やのぼりが立てられ、ゆっくり当時を懐かしむことができるよう、休憩できるベンチが配置された。

 東京から道内周遊バス切符を使って、立ち寄った鉄道ファンの岩田昌大さん(32)は、「まだ、汽車が走っているような雰囲気が残っている。昔、ホームに多くの人がいたことを想像すると寂しい気持ちになる」と話した。岩田さんは札幌市や洞爺湖、上川管内幌加内町などを見学しに来道した。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る